にこにこぷんのキャラクターがサブスクで配信開始

NHKEテレの人気番組といえば「おかあさんといっしょ」。

放送から60年以上経った長寿番組で、今や親子だけでなく孫世代までそろって楽しめる教育番組です。

そんなおかあさんといっしょの人気コーナーといえば人形劇。

第1作目のブーフーウーから始まり、現在のファンターネに至るまで世代交代しながら続く人気コーナーで、これまで個性的なキャラクターや名曲が誕生、私たちを楽しませてきました。

そんな歴代人形劇シリーズの中でも特に人気なのが「にこにこぷん」

そのにこにこぷんが、このたび動画配信サービスにおいてベストセレクションが配信されているのをご存知でしょうか?

というわけで今回は、約40年の時を超えてもなお愛されるにこにこぷんについていろいろ解説していこうと思います!

にこにこぷんとは?

にこにこぷんとは、NHKおかあさんといっしょ内で1982年4月~1992年10月の約10年6か月放送された第8代目人形劇。

この放送期間は歴代人形劇の中でも最長であり、現在でも破られていない。

にこにこ島に住む3人の子供たち「じゃじゃまる」、「ぴっころ」、「ぽろり」が楽しく遊んだり、時々けんかしながらも友情をはぐくんだり、そんなのんびりとした日常を描く。

人形劇シリーズとしては初の長編アニメ映画化したり、ファミリーコンサートを始めとする様々なショーや番組(最近だと2024年の紅白歌合戦とか)に登場したり、「スタジオじゃぴぽ」公式サイトにてキャラグッズが販売されたり、そして冒頭で言ったように各種動画配信サービスでベストセレクションが配信されるなど、放送終了から30年以上今もなお根強い人気を誇る。

今もなおおかあさんといっしょ関連の番組に出演しているため、にこにこぷんを当時見たことがない人でも知っているという人は意外と多いのではないでしょうか。

ちなみに、この次の人形劇「ドレミファ・どーなっつ!」はにこにこ島の隣にあるどーなっつ島が舞台という設定で、世界観を共有しており、当時のファミリーコンサートなどで共演したこともある。

キャラクター・声優

じゃじゃまる

じゃじゃまるは、ウラオモテヤマネコという架空の猫の男の子。 フルネームは「ふくろこうじ じゃじゃまる」

登場時のあいさつは「おっす、じゃじゃまるさんだぞ!」

立派なひげとシャツから出ているでべそがチャームポイント。

性格はやんちゃでわがままなガキ大将で、食べ物や飲み物に目がない食いしん坊。 中でもバナナが大好物。

歌うのも大好きで、三味線片手に弾き語り(?)を披露することも。

好きな遊びは長いしっぽを使った魚釣り、趣味はサーフィン。 また猫でありながらネズミが大の苦手。

トラブルメーカーな一面もあるが、根っこは友達思いの優しいいい子である。

母親とは幼少期に生き別れている、読み書きが苦手で数字は4までしか数えられない、早朝の牛乳配りが日課になっているなど、見かけによらずなかなかにハードな生い立ちを送っているが、そんなことを感じさせないくらい元気でわんぱくな男の子。

生き別れの母に会うことが夢で、「母ちゃん!おいら〇〇でも、強く生きていくよ!」と宣言するのがお約束。

担当声優は故・肝付兼太さん。 「ドラえもん」(大山のぶ代時代)のスネ夫や「それいけ!アンパンマン」のホラーマン、「トムとジェリー」のトム(吹き替え)などの声でおなじみ。(じゃじゃまるのキャラはどちらかと言うとジャイアンに近いが)

またおかいつの人形劇でも、にこにこぷん以前にも第5作「うごけぼくのえ」よりカリの声、第7作「ブンブンたいむ」よりごじゃえもんの声を担当したことがあり、じゃじゃまるで3人目となる。

肝付さんは2016年に逝去されたため、2019年のおかあさんといっしょ60周年記念コンサート(ここではライブラリ音声を使用)を除きおかいつ関連のステージには登場していない。

ぴっころ

ぴっころは、本作のヒロインであるフンボルトペンギンの女の子。 フルネームは「ふぉるてしも・ぴっころ」。

登場時のあいさつは「ハ~イ、ぴっころよ!」 「ぴっこぴっこころころ ぴっころ ポポッピドゥ♪」と歌いながら登場するのがお約束。

花のついた麦わら帽子と自身のイニシャルであるPが書かれたピンクのズボンがチャームポイント。

おしゃれとおしゃべりが大好きでしっかり者だが、勝気な性格のおてんば娘なところもある。

怒ると「ピッコ!」と叫びながらジャンプし地響きを起こし、周囲の人物をよろけさせる。(通称「どんぴょん」) そのためじゃじゃまるとぽろりは彼女に頭が上がらない。

ペンギンだが泳ぐのが苦手なカナヅチで、そのことをじゃじゃまるによくからかわれている。

いつか最初に空を飛んだペンギンになることを夢見ており、密かに空を飛ぶ練習をしている。

特技は料理に編み物という女の子らしいものから、相撲やボクシングなどのアクティブなものまで。

かつてBSプレミアムで放送されていた番組「ワンワンポッコロ!キャラともワールド」では、NHKにゆかりのあるキャラクターたち(番組レギュラーのいやし山めい、ぐ~チョコランタンのアネム、パッコロリンのリン、どーもくんの友達のたーちゃん)とアイドルユニット「アタリメ!どんぴょんず」を結成しアイドル活動をしたこともある。

そして2023年1月には公式のYouTubeチャンネルを開設、まさかのユーチューバーデビューを果たした。

https://www.youtube.com/@%E3%81%B4%E3%81%A3%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B

あの時子供たちの人気者だったぴっころが令和の世にユーチューバーになるなんて誰が予想できただろうか。

こんな感じで人形劇以外でも見かける場面が多くなったため、にこにこぷんのキャラクターの中でも特に知名度は高い。

声優はよこざわけい子さん。 「ドラえもん」(大山のぶ代時代)のドラミちゃん役や「天空の城ラピュタ」のシータ役などでおなじみ。

ぽろり

ぽろりは、グレーのネズミの男の子。 フルネームは「ぽろりカジリアッチ3世」。

登場時の挨拶は「やあ、ぽろりなのだ!」

海賊の家系に生まれた男の子で、先祖が残した地図を片手にお宝が眠るとされるにこにこ島へとやってきて、そこでじゃじゃまるやぴっころと知り合い親友になった。

心優しい少年だが泣き虫で、悲しくなると「ヨヨヨヨ」と泣く。 じゃじゃまるからは「ヨヨヨねずみ」というあだ名で呼ばれることも。

おばけとピーマンが大の苦手。 ある意味「ごめんねピーマン」がよく似合うNHKのキャラといえるかもしれない。(実際にとある回で歌っている)

担当声優は、「それいけ!アンパンマン」のばいきんまん役や「ドラゴンボール」のフリーザ役などでおなじみの中尾隆聖さん。

次作「ドレミファ・どーなっつ!」ではれっしーの声、最新作「ファンターネ!」ではアンモ・チョコモの声を担当するなど、実はEテレと縁が深い声優さんだったりします。

配信されるサービス・エピソード

では続いて、にこにこぷんセレクションを見ることができるサービスや配信されるエピソードについて解説します。

まずは配信されるエピソードですが、以下のラインナップになっています。

#1 ないってばない

今となっては超貴重な記念すべき第1話を含めた、3人の出会いと友情の物語3話。

#2 おめでとうにこにこ、ぷん

当時のおかいつの人気コーナー「志ん輔劇場」の古今亭志ん輔さんやへびくんやぶたくん(みんな懐かしい)とのコラボエピソード。 新年ということでみんなで絵描き歌福笑いで遊びます。

#3 いつもとおんなじさようなら

ちょっと切ないレギュラー放送最終回を含めた3話。 ピクニックマーチやいつもとおんなじさようならなどの懐かしの歌も聞けます。

#4 のびのびむらのにこにこ、ぷん1

3人がにこにこ島を飛び出し、北海道は富良野にあるのびのび村へ遊びに行く特別編の前編。 今のおかいつでは珍しい(かもしれない)屋外ロケは必見。

#5 のびのびむらのにこにこ、ぷん2

3人がのびのび村で楽しい時間を過ごす特別編の後編。

#6 オーストラリアのにこにこ、ぷん

にこにこぷんの3人がオーストラリアを訪れるという嘘みたいな本当にあった特別編。

続いて視聴できる配信サービスですが、U-NEXT、Hulu、NHKグループモール、それからAmazon Prime Videoチャンネル「NHKこどもパーク」と同チャンネル「アニメタイムズ」で見ることができます。

また、先述のYouTubeのぴっころちゃんねるでも、幻の第1話やOPダイジェストなどの動画を見ることができます。

トリビア

最後ににこにこぷんのちょっとしたトリビアを紹介したいと思います。

 

 

実はにこにこぷんの第1話だけ、後のストーリーとOPとロゴが違います。

通常のOPではにこにこぷんの仲間たちが登場するおなじみのアニメーションですが、初期版はにこにこ島の全景が映るだけというシンプルなものになっています。

これは私の推測ですが、第1話はにこにこ島にやってきたぽろりが、じゃじゃまるとぴっころに出会う話なので、3人が登場するOPだとちょっと違和感があったからなのではないかと思います。

また、作中に登場し歌を歌うはなばなガールズのデザインも大きく異なり、場面転換する時の「あらあら?おやおや?それからどんどこしょ~♪」というフレーズも使われていません。

やはり作品の黎明期ということもあってか初期とそのあとでは大きく違う部分があるのも、こうやって世界中の人が見られるようになったからこそ気づけますよね。

おわりに

以上、40年以上の時を超えまさかのサブスク配信が決まったにこにこぷんについて解説しました。

いくら歴代人形劇でもトップクラスの人気を誇るにこにこぷんとはいえ、まさかそのベストセレクションが配信される日が来るなんて思ってもみませんでしたし、それをいつでも好きな時に見られるなんて本当にいい時代になったと思います。

ちなみに私はドレミファ・ど~なっつ!とぐ~チョコランタン世代で、にこにこぷんのことはファミリーコンサートのビデオで見たことある程度ですが、゜のキャラも生き生きしていてすごくかわいくて好きになりました。

にこにこぷんを子供のころ見ていた世代も、そうでない世代も、ぜひこの機会に見てみてください。

 

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